【書評】逆ソクラテス
台風の被害にあわれた地域の方、ご無事でしょうか?
京都はいつもより風が強いなぁと思うくらいで、特に何事もございませんでした。
こんばんはKAKOです。
今日は1冊読み終わったので紹介していきたいと思います。
■伊坂幸太郎(著) 逆ソクラテス
これまでも伊坂幸太郎の作品は何冊か読んできてて、好きだなぁって思ってたんだけど、これからはもっと心を込めて言います。好きです。大好きです!!
< あらすじ>
敵は、先入観。
世界をひっくり返せ!
伊坂幸太郎史上、最高の読後感。
デビュー20年目の真っ向勝負!
逆転劇なるか!? カンニングから始まったその作戦は、クラスメイトを巻き込み、思いもよらぬ結末を迎える――「逆ソクラテス」
足の速さだけが正義……ではない? 運動音痴の少年は、運動会のリレー選手にくじ引きで選ばれてしまうが――「スロウではない」
最後のミニバス大会。五人は、あと一歩のところで、“敵”に負けてしまった。アンハッピー。でも、戦いはまだ続いているかも――「アンスポーツマンライク」
ほか、「非オプティマス」「逆ワシントン」――書き下ろしを含む、無上の短編全5編を収録。
<KAKO評価>
★5 本気でよかった。買って損はなし。
<感想>
こういう短編集ってさ、どの話が一番良かったか。って聞かれたら大概の作品はコレって選べるんだけど、無理です。どれも素晴らしかった。
ゆるーく繋がっているのもいい。どの作品もじんときます。
全て小学生が話の中心なんだけど、大人も子供も読んで損はなし。
もし、自分が子供のころにこの本を読む機会があったなら、今が少し変わってたかもしれないなぁって思ったりする。
でもこれからでも遅くはない。バスケの世界では残り1分を永遠というそうです。
じゃぁみんなの一生なんて余裕で永遠ですね!!
間違っても失敗してもリスタート。
あまり書くとネタバレになっちゃうのでこの辺で。
リンク貼っときますので、気になった方は是非読んでみてください。
新品価格 |
価格:1,540円 |