NERO_GURIブログ

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【書評】ジェノサイド(上)(下)

ようやく月初3日をのりきりました。こんばんはKAKOです。

 

今日はここ数日で読んだ本の紹介をさせていただきます。

 

学生時代はほとんど本を読んでこなかったんだけど

大人になってからはまりました。

 

きっかけは宮部みゆきさんの火車を読んだことだった。すっごく面白くて、

本ってこんなに面白いんだ。って思ったのをよく覚えてます。

 

最近は月平均6冊くらいかな。小説6割・ビジネス書(実用書)4割って感じです。

 

前置きはこのくらいにして、今回読了した本の紹介をしていきます。

 

■ 高野和明(著) ジェノサイド(上)(下) 

 

 もうかれこれ7年くらい前かな、発売された当初にすごい読みたくて、でもなんだか買う機会を逃していて、7年越にようやく読了いたしました。

火車の紹介じゃないのかよ・・・って思ったそこのあなた。私も書いてて思いました。(笑)

 

 <あらすじ>

イラクで戦うアメリカ人傭兵と日本で薬学を専攻する大学院生。まったく無関係だった二人の運命が交錯する時、全世界を舞台にした大冒険の幕が開く。

アメリカの情報機関が察知した人類絶滅の危機とは何か。

そして合衆国大統領が発動させた機密作戦の行方は----

 

<KAKO評価>

★4.5

 

 <感想>

私は文庫本で購入したのですが、上下巻の長編。長編だから大変かなぁなんて思っていましたが、そんなことは全くなかった。

続きが気になって少しでも時間があくと、ちょっとずつ読み進めました。

 

日本・アメリカ・コンゴの三ヶ所で人類の未来を賭けた戦いが起こり、

それがやがて一つになって・・・。

3ヶ所での視点で話が進んでいくんだけど、テンポもよく、長編なのに中だるみがなかったのもよかった。

 

細かく考えられたストーリに実在するかのような病気やレポート全てフィクション・・・。すごすぎる。

 

あんまり書くとネタバレになったら困るから控えるんだけど、

これだけは言わせて、サニュが出てきたとき嬉しかった(笑)そういえば!!だった。上巻のはじめのころに出来てきてた!!って。あーあいつだー”サニュ=幸福”

 

そして、解説でもかかれていたように、父と子の話でもある。

読んで損はないと思います。

 

(おまけ)じーんときたセリフ

失敗のない人生などあり得ないし、その失敗を生かすも殺すも自分次第だということだ。人間は失敗するだけ強くなれる。それだけは覚えておきなさい。

ー本文より引用ー

 

 

リンク貼っておきますので、興味があるかたはどうぞ。

 

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